
今回紹介する作品は『暴動・オブ・ザ・デッド』です。
2012年にアイルランドで制作された作品です。
概要:20XX年アイルランド・ダブリン。謎のウィルスが発生しマーフィー家の長男ビリーがゾンビ第1号となった。ビリーを溺愛する両親は自宅で一緒に生活をするが、それが仇となり近所の人々が大量にゾンビ化!ギャングがゾンビ退治に乗り出し、町は日常生活とゾンビの脅威が共存する危険地帯と化していた。そんな中、野心家の映画監督が製作チームを率いてマーフィー家の取材にやって来たことが発端で、町は一触即発の状態になってしまう。ゾンビ対住民、外道どもの運命はいかに!?
一見すると普通のゾンビものと思われるかもしれませんが・・・。悪い意味で普通のゾンビ作品とは違います。
この作品は、ゾンビになってしまった息子を匿っている家族のドキュメンタリー映画を撮影している風景と、ドキュメンタリー映画ないでのインタビューシーンを映像化しています。
最初に言っておくと良い箇所は何一つありませんでした。
まず、今まで見た映画の中で一番といってもいいほど手振れが酷く気持ち悪くなりました。
ゾンビがノロノロとしか動かなかったり、機敏に動き人を襲ったりと統一性がなく、メイクも稚拙でした。
ドキュメンタリー風な為、地味で作品としての山場が全くなく退屈でした。
魅力的な登場人物もいない、グロシーンも殆どない、笑いの要素もない、前にいるゾンビに気を取られ後ろからゾンビに噛まれるというワンパターンな展開が何度もある等、悪いところならいくらでもあげられます。
ここまで何の魅力も感じなかったゾンビ作品に出会ったのは本当に久しぶりでした。
無料でも暇でも見る価値はないと思いますが、自分だけこの苦痛を味わうのは癪なので見ても良いと思います。
万一面白いと思う方がいたら、どのようにみれば楽しめるのか教えて頂けると嬉しいです。
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