底の浅いヲタによるジャンルごったまぜ作品紹介

好きな作品についてジャンルにこだわらず語るブログです。
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『暗いところで待ち合わせ』

暗いところで待ち合わせ

今回紹介する作品は『暗いところで待ち合わせ』です。
乙一さん同名小説を映画化したものです。

概要:作家・乙一の傑作『暗いところで待ち合わせ』を、天願大介監督の手によって完全映画化!突然の父の死により一人暮らしを始めた盲目の少女ミチルと、転落事故の重要参考人として警察に追われ、彼女の家に潜りこんだアキヒロとの奇妙な同居生活を描いたサスペンス・ドラマ。

「きみにしか聞こえない」が思いの他出来が良く、本作のレビューを調べてみると概ね評価が高かった為期待してみたのですが・・・。
驚くほどつまらなかったです。映像化されて分かったことは、小説だからこそ矛盾に目をつぶる事が出来たことが多かったのだということです。
映画のオリジナルシーンでオシッコをペットボトルにして庭に捨てるところがあるのですが、それなら大きい方はどうすしてるんだよと突っ込みたくなるし、2人の距離が異様に近いシーンが多く気配や体温で気づかないのは不自然すぎるようにも感じました。

私が最も許せなかったのは、原作と違いアキヒロが中国人のハーフで中国育ちになっていたり、高校時代に傷害事件を起こしているとニュースで放送されていたり、いじめの八つ当たりにゴミ捨て場を荒らしたり、職場でも自分から壁を作っている様に見え、原作では物静かで共感出来る人柄だったのが、映画では孤立してるのも自業自得で全く感情移入することが出来ない人物になっていた点です。
その他にも導入部で無駄に尺を使っていたにもかかわらず、原作であったミチルがアキヒロを信用できるか試すシーンなどが映画では大幅に削られていた点も納得できませんでした。

個人的には原作の足元にも及ばない駄作に感じましたが、田中麗奈さんの盲目の演技は素晴らしく良かったです。
しかし、シナリオが悪い為ヒロインには魅力を感じられなかったのが本当に残念でした。

私は全くお勧めはしませんが、一般的な評価は高いようなので気になる方は見てもいいのではないでしょうか。
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2013年冬アニメ 完結感想④

『AMNESIA』
記憶喪失で色々な世界の8月1日に移動する為、始めオドオド様子をうかがいながら生活し、攻略キャラといい感じになると死ぬの繰り返しで、感情移入する時間もなく見ていてさすがに飽きました。
最終話でなぜ色々な世界の8月1日を移動するのか分かるのですが、ハッキリ言ってどうでもいい感じでした。
ラストも都合が良く、そのくせ中途半端に感じました。
正直途中で切ればよかったです・・・。

『新世界より』
1話を見たときは全く話が分からなく、小説が人気あるので取り合えずチェックしていただけだったのですが、徐々に話に引き込まれ最終的には大満足の作品でした。
惜しむらくは最終話が余りに早足で内容を詰め込みすぎだったことでしょうか、折角2クールあったのですからもう少し幼少期を短くするなどして、最後の方に時間を割いて欲しかったです。
もう一度最初から見直したくなる良い作品でした。

『たまこまーけっと』
個人的には余り面白くなかったです。京都アニメーションという事で期待しすぎたのかもしれませんが、それを差し引いても凡作だった様に感じます。

『まんがーる!』
前後の番組を録画していたので、ついでにこの番組も最後まで視聴し続けましたがその程度の魅力しかありませんでした。

『gdgd妖精s』
他番組のパロディは2期の方が面白かったのですが、全体的には1期の方が面白く感じました。OP・ED曲は良かったです。

『GJ部』
物凄く面白いと感じる事はなかったし、目を見張るような長所がある様には感じないのですが、いつの間にか毎週放送を楽しみにしていました。フィーリングがあったとしかいい様がありませんが、個人的にはとても面白かったです。

『ささみさん@がんばらない』
週刊少年サンデーでの連載と同じ時期に放送が始まり、序盤同じ話を違う順番で連載したり放送したりしていたので、どっちでのエピソードだったか話がこんがらがったりして大変でした。つまらなくはないのですがいまいち私には合いませんでした。

[ 2013/03/30 18:00 ] アニメ 放送アニメ感想 | TB(0) | CM(0)

『いばらの王 -King of Thorn-』 

いばらの王 DVD

今回紹介する作品は『いばらの王 -King of Thorn-』です。
岩原裕二さん原作の「いばらの王」の劇場アニメ版です。

概要:舞台は、感染すると60日以内に全身の細胞が石化する奇病・メドゥーサが世界中に蔓延した近未来。ウイルスから人類を救うべくコールドスリープとなる使命を受けた人々が直面する不測の事態を描く。

シズクとカスミの関係やなぜこの様な世界になったのかは原作と同じですが、細かい設定やストーリーは全く原作と違います。後CGシーンがかなり雑で気になりました。
映画を見て初めて気づかされる事や、設定もありましたが概ね漫画のほうが細かく描かれているので、映画だけしか見てない方は設定についていけないのではないでしょうか。

私が気になった相違点は、ティムが漫画だと普通の幼い男の子なのに対し、映画だとゲーム脳の男の子になっていることや、アリスが映画だとシステムの名前になっていること、映画だと童話「いばら姫」を全面に押し出していること、原作の黒幕が写真で一瞬登場するだけのMOBキャラになっている。ラストが全く原作と違うことでしょうか。

中でも黒幕がいなくなった事は残念でした。原作のラストが最高だったとは思わないのですが、映画のラストはいまいち納得のいくものではありませんでした。特に原作ではキャサリンと親子の様な関係を築いていたティムが、映画だと性格が豹変していて最後カスミと古城を後にする際、全くキャサリンの死を悲しんでいない風だったのが残念です。

原作のストーリーが好きな方は、話どころかキャラの性格すら違うこの作品にがっかりするかもしれませんが、個人的には良くまとまっていてとても楽しむことが出来ました。ただ本当に原作が好きな方はイメージや世界観が壊される恐れがあるので余りお勧めできません。

                重大なネタバレですが以下私の一番評価した点です。

『劇場版 BLOOD-C The Last Dark』

劇場版 BLOOD-C The Last Dark

今回紹介する作品は『劇場版 BLOOD-C The Last Dark』です。
2011年7月から9月にかけて全12話のテレビアニメが放送された作品で、2012年6月2日に本作が劇場公開された。

概要:浮島地区での惨劇が終了した後、東京都には青少年育成を目的とした保護条例が半ば強引に可決され、未成年者への厳格な規制・制限が敷かれていた。
ある日の夜、運行中の東京メトロの車両内で1人の乗客が怪物化し、他の乗客達を食い殺していく。パニックとなった車両内には、文人への復讐に燃える小夜が乗り合わせていた。小夜は怪物を追って車両外で仕留めるが、それをきっかけに世界的企業複合体「セブンスヘブン」と秘密組織〈塔〉、そして条例に反発する組織「サーラット」の戦いに巻き込まれる。

アニメを知っていれば事情が詳しく分かりより楽しめるとは思いますが、アニメのラストで登場人物の大部分は死んでいて、劇場版に生きて登場するのは4人のみ、内容もアニメでは壮大な茶番劇で小夜を文人が騙していたって事だけ分かっていれば、アニメを知らなくても楽しむことはできると思います。
最後のバトルがあさっりしていて、小夜の正体等多くの謎を残して終わりますが個人的には楽しむことが出来ました。

物凄くお勧めできるものではありませんが、映像のクオリティも高く話も理解できないところはありますが良くまとまっているので、興味のある方は見てみてはいかがでしょうか。
劇場版でアニメで登場していた犬の正体が分かるのですが、それが別のCLAMP作品のキャラだったのには笑わせてもらいました。CLAMP作は同じ世界を共有している作品が多く、よく違う作品のキャラが出てきますがまさか BLOOD-Cで登場するとは思わなかったので、本当に驚かされました。
登場シーンは短くアニメ未視聴だとどんな役柄だったのか分からないとは思いますが、CLAMPファンの方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

以下ネタバレありの感想です

2013年冬アニメ 完結感想③

『石田とあさくら』
同じようなストーリーと落ちの連続だった気がしますが、それでも面白いと感じたのは週一で5分アニメだったからでしょう。しかし、前番組の『てーきゅう』の様な破壊力や中毒性は感じられなかったの残念です。

『ガールズ&パンツァー』
前期のアニメ作品。ラスト2話を数ヶ月空けての放送。
中途半端に終わって、映画化かDVDで続きを出す商法が多い中、時間が空いてしまってはいてもTV放送だったのが嬉しかったです。
準決勝・決勝戦が余りに都合のいい展開でしたが、作画はよく最後まで楽しめました。

『さくら荘のペットな彼女』
最終的には綺麗にまとめられ楽しめたが、途中のシリアス展開や欝展開はいらなかったのではないでしょうか。
始めと終わりが良かった為、全体の印象派いいがリアルタイムで見ていた時はつまらなく感じたことも多々ありました。

『キューティクル探偵因幡』
1話見た時はいまいちに感じていたのですが、徐々に癖になった作品でした。中途半端にシリアスな話をつまらないギャグで流す展開が多かったのが気にはなりましたが、始めからギャグの話は面白く良かったです。
主人公側には余り魅力を感じませんでしたが、ヴァレンティーノファミリーがいい味だしていて良かったです。

『幕末義人伝 浪漫』
最初から最後まで中途半端なSF時代劇でした。洗脳された小春が江戸を火の海にしているにもかかわらず、最終回のサブタイトルが「満開!笑顔の大盤振舞!」、最後も小春が洗脳中の記憶をなくしていて、今まで通りの日常に戻って、めでたしめでたし・・・。
シナリオにかなり難があるように感じました。

『THE UNLIMITED 兵部京介』
最後まで「明石薫」の声に違和感があった。『絶対可憐チルドレン』のスピンオフ作品だが個人的にはこちらの方が面白く感じました。終始シリアスに話が進み、原作だとほとんど客観的にしか語られない「兵部京介」に焦点が当てられていたのが良かったです。
[ 2013/03/27 18:00 ] アニメ 放送アニメ感想 | TB(0) | CM(2)

『きみにしか聞こえない』

きみにしか聞こえない

今回紹介する作品は『きみにしか聞こえない』です。
乙一さん原作の短編小説『Calling You』を映画化したものです。

概要:傷つきやすく内気な女子高生リョウ。友達のいない彼女はケータイも持っていない。
でもある日、公園で拾ったおもちゃのケータイから着信音が・・・・。それは、見知らぬ青年シンヤからの電話だった。このときから、リョウとシンヤは空想の電話でつながった。
横浜と長野にそれぞれ暮らす、孤独だったふたりは、いろいろな話をするうちに少しずつうちとけて、心の距離を近づけていく。そして、語り合うことでお互いの心強い味方になっていくのだった。
シンヤの励ましをうけたリョウは、少しづつ周囲にも心を開いていくようになっていき、シンヤもまた、明るい笑顔を多く見せるようになる。
しかし、ついにふたりが会うことになったとき、思いがけない出来事が待ち受けていた。

原作小説が好きだったので、イメージを壊したくないなと思いながら借りた本作でしたが、原作のイメージを壊す事なく切ないラブストーリーがうまく表現されていました。
総合的にみると私は小説の方が好きですが、映画の方が2人の繋がりを丁寧に表現しています。

原作が本当に短い短編の為、映画ではオリジナルの設定やシーンがかなり出てきますが、比較的原作に忠実に映像化されていると思うので、小説・映画共にお勧めの作品です。

ひとつだけ引っかかったのは、小説だと最後にネタバレする「シンヤ」の秘密が、映画だと早い段階で視聴者にばらされる事です。映像化にあたり隠しておくことが難しいのは分かりますが、シンヤ側は声だけで進める等して最後に分かるようにした方が感動が良かったように感じました。

映画では2人が心を通わせるシーンが丁寧に描かれていますが、小説で一連のあらすじが分かっている私には少し退屈に感じられましたが、小説より2人に感情移入しやすくなっているとも考えられるので、一般的にはプラスに働いているのではないでしょうか。

小説・映画共に素晴らしい作品だと思いますので、見ていない方は是非見て欲しい作品です。

私はレンタルで借りてしまったので見れなかったのですが、DVD購入特典で本編未公開「もう1つのエンディング」があるそうなのですが、見た方いたら是非内容教えて頂けるとうれしいです。
自分なりにちょっと調べてみたのですが、良くなかったという評価しか見つけられなかったもので、内容が気になっています。

『いばらの王』

いばらの王

今回紹介する作品は『いばらの王』です。
岩原裕二さん原作で、コミックビームに2002年10月号から2005年10月号まで連載され、エンターブレインより全6巻出版されています。

概要:全世界で猛威をふるう謎の石化病メドゥーサの感染者が冷凍睡眠施設で眠りについた。しかし・・・ 眠りから目覚めた少女・カスミのその瞳に映ったのは、"いばら"に覆われ廃虚と化していた施設で、目覚めた人々を次々と襲う獰猛な"モンスター"たちの姿であった……。
奇病とモンスター、ふたつの死が迫り来る中、カスミは想いを抱き、生き残った人々ともに生還への可能性を信じて、混乱と哀しみが渦巻く"いばらの古城"からの脱出を目指す!

コールドスリープから目覚めるとそこは怪物が闊歩する現代とはかけ離れた世界だった!そこに奇病と言うタイムリミットまで付いた絶望的な状況から物語は始まります。
序盤は怪物から隠れ施設から脱出するサバイバルアクションですが、徐々に各々の思惑が交差し石化病メドゥーサや世界が変わってしまった訳が分かってきます。

ラストに向かい物語りは二転三転して、この様な世界に至った真相が最後までうまく隠されています。最後の方が早足になりすぎて、物語として雑になってしまったとは感じましたが概ね満足できる作品でした。
アニメ映画化もされているようなので、そちらもチェックしてみようと思う程度には面白かったです。
                        以降ネタバレあり感想
[ 2013/03/25 18:00 ] 漫画 いばらの王 | TB(0) | CM(0)

2013年冬アニメ 完結感想②

『ヤマノススメ』
女の子たちが可愛くて、とても楽しめました。しかし、5分は少し時間が短すぎるように感じました。2期があるなら15分番組になるとうれしいです。主人公たちに癒されはしましたが、登山しようという気は全く湧きませんでした。

『PSYCHO-PASS』
犯罪を起こす前に起こしそうな人を隔離するシステムが構築された世界。世界観も物語りも面白かったのですが、中途半端な終わり方だったのが不満なところです。
槙島の章が終わっただけで、シビュラシステムに迫る事なく終わらせたのは2期への布石なのでしょうか?2期があればいいのですが、これで終わりで作られているのなら駄作と言わざる得ないです。
是非続編を作ってもらいたい作品でした。

『ROBOTICS;NOTES』
ゲームの評判が良くなかったので余り期待していなかったのですが、綺麗に纏まっていて楽しめました。
ただ「Steins;Gate」の様に見終わった後に、ゲームを買ってしまうほどの魅力と勢いはありませんでした。
物語は部活動が中心で狭く小さな世界で語が進んでいくのに、最後に一気に話がでかくなり最終的に世界を救うことになります。
最後、学生と島の人たちで数時間で突貫改造して完成させたロボットが、企業が作ったロボットに圧勝するのは主人公のチート能力があっても無理があるように感じました。
「Steins;Gate」がタイムマシンという突出して非現実的な装置が出てくるだけで、他はありえそうに思えたのに対し、「ROBOTICS;NOTES」は非現実的すぎることが多すぎて、感情移入しづらく感じました。
ストーリーは良かったですが、どうしても「Steins;Gate」と比べてしまい、劣っている点が目立ってしましました。
[ 2013/03/24 18:00 ] アニメ 放送アニメ感想 | TB(0) | CM(0)

『そんな未来はウソである』

そんな未来はウソである

今回紹介する作品は『そんな未来はウソである』です。
桜場コハルさん原作、別冊少年マガジンに2009年創刊号から連載中で、 講談社より2巻まで出版されています。

概要:他人が嘘をつくと、それがウソだと判ってしまう女子高生、佐藤アカネ。他人と目が合うと、その人の未来が少しだけ見えてしまう大橋ミツキが、同じクラスに? ミツキに鏡を見せてしまったアカネは、ミツキが話したこともないクラスメイト、高山くんと結婚する運命にあることを知る。しかし、それを知ってしまったミツキは、意識すると未来が変わるという。アカネは罪悪感から、本来結婚するはずだった二人をくっつけようと奔走するが‥? 超能力少女二人が送るフツーの高校生活は、やっぱりフツーじゃなかった!?

「みなみけ」の作者さんの作品です。「みなみけ」同様ゆるい感じの日常系漫画なので「みなみけ」が好きな人は本作も楽しめると思います。
「みなみけ」との大きな違いは、超能力少女が出てくる・恋愛が主軸の話が多いと言うところでしょうか。しかし、ぶっちゃけ超能力や恋愛なんておまけ程度で、日常学園ドタバタコメディって感じです。
紹介しておいてなんですが、あまり書くことは思いつきません。個人的には桜場コハルさんの独特な世界観を楽しむ作品だと思っています。
「みなみけ」好きな人は絶対読むべきだし、桜場コハルさんの作品に触れたことがない方の入門書としてもお勧めできる作品です。

ちょい短いので、この作品中で私が好きな女性キャラベスト5をw
5位 「大橋ミツキ」内気な性格の割りに時に大胆な行動をするギャップがいい。
4位 「佐藤アカネ」嘘を直ぐ見抜かれるのは付き合いづらいが、料理が上手で何だかんだ面倒見が良い所が高得点。
3位 「白石マドカ」この子に積極的に迫られたら俺だったらいちころ。
2位 「江口」食欲中心の天然おバカ感が可愛いですね。メインキャラの中で付き合えるなら彼女が一番。彼女の食事姿見てるだけで幸せになれそうです。
1位 「秋吉さん」アカネのバイト先の店長?登場したコマは3コマ程度だが、「ため息ひとつで幸せひとつ逃げて行くよ」や「若き乙女はホールで踊るものだよ」から分かるように、ゆるい感じのお姉さん感がたまらなく好きです。メガネもポイント高し。

『ドリフターズ 』

ドリフターズ

今回紹介する作品は『ドリフターズ』です。
平野 耕太さん原作で、ヤングキングアワーズで2009年6月号より連載中、少年画報社より現在3巻まで出版中です。

概要:西暦1600年、関ヶ原の戦いの最中、敗走する島津軍の殿軍を務めた島津豊久は、追撃に来た敵将井伊直政に手傷を負わせるも、首を取れずに逃げられてしまう。死に花を咲かせられず重傷を負い、失意のままに山中を放浪していた豊久は突如異界へ足を踏み入れる。そこには左右に様々な扉が並んだ果てしない通路と、その真ん中に置かれた机を前にした謎の男性・紫がいた。事態を飲み込めないまま豊久は誰何する間もなく扉の1つに吸い込まれ、何処とも知れぬ地に流れ着く。
豊久が流れ着いた世界はエルフやオークのいる異世界であり、豊久は彼と同様に流れ付いた織田信長や那須与一と出会う。彼らは「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれ、何故この世界にやってきたかも分からないまま、豊久らは、人間族の国であるオルテ帝国の支配下で農奴としてあえぐエルフの村を蜂起させ国奪りを始める。
一方、北方では黒王率いる亜人の軍勢が、人類を絶滅させるべく行動を起こしていた。軍を率いる者達は、漂流者と同じくEASYによって現実世界から連れてこられた者たちで「廃棄物(エンズ)」と呼ばれていた。そして黒王軍を倒し人類を救うため、「十月機関(オクト)」なる導師結社が漂流者を捜索・集結させ、各国に呼びかけ共に黒王軍を迎え撃とうとしていた。
かくして世界は各地の紛争・反乱により滅びの道を歩むオルテ帝国、人類を絶滅させるべく進軍する黒王軍、黒王軍から人類を護るべく各国に協力を求める十月機関、そして国の奪還・再建を目指す豊久たち率いるエルフ軍により混乱の一途を辿る事となる。(Wikiより抜粋)

これは「HELLSING」の平野 耕太さんの作品です。個人的には「HELLSING」より楽しませてもらってます。歴史上の偉人が多数登場しますが、他が超有名人なのに対し主人公は「島津豊久」と余り聞き覚えの無い地味な戦国武将です。(私が知らなかっただけで有名人だったらすみません)そのため変な先入観が無くすんなり受け入れることが出来ました。信長とかが主人公だったら自分のイメージと違った時さめてしまっていたと思います。
それぞれの偉人がいい具合に壊れてぶっ飛んでいて、Wikiなどでその人文物について多少なりとも知ると何を強調しているのか分かりより楽しめると思います。

ようやく主人公達の目的がきまり、物語が動き出し俄然盛り上がってきました。国奪り物語だけでも十分面白い作品になると思いますが、今後漂流者と廃棄物を送り込んだ側の思惑などが分かるにつれて、物語りに深みが増し更に面白くなること請け合いです。

個人的な要望としては、実は「那須資隆与一」が女だった!ってなって欲しいです。性格も姿も好きなのになぜに男なのか・・・。「こんな可愛い子が女の子のはずがない」とは分かっていても女の子であることを期待してしまいますよね。

作者は相変わらず「HELLSING」同様カバー裏と後書きで遊んでいます。「HELLSING」が好きだった人は勿論楽しめると思いますが、「HELLSING」が合わなかった人もこちらの方が読みやすいと思うので1巻だけでも読んで欲しいお勧めの作品です。
[ 2013/03/22 18:00 ] 漫画 ドリフターズ | TB(0) | CM(0)

『式の前日』

式の前日

今回紹介する作品は『式の前日』です。
穂積さん原作の短編集で、小学館より2012年9月10日に出版されています。

概要:“ふたりきり”の情景を紡いだ感動短編6篇
双子の兄弟、ワケありの親子、結婚をひかえた男と女…。“ふたりきり”という情景を温かく、鮮やかに切り取った珠玉の短編よみきり集。新進気鋭の著者・穂積のデビューコミックスにて最高傑作。

収録作品
1.式の前日
2.あずさ2号で再会
3.モノクロ兄弟
4.夢見るかかし<前編>・<後編>
5.10月の箱庭
6.それから

私はこの作品全く知りませんでした。たまたま、姉が借りてきたのを読んだだけなのですが、朝日新聞の書評欄で取り上げられ、その後Twitterにて評判になった作品のようです。

感動できる作品が多いのですが、基本的にどの話もストレートに描くのではなく、何かしら読者をミスリードして最後に種明かしする様に作られています。
デビュー作でこのクオリティの高さには驚かされますが、個人的には変に捻らないでストレートに描かれた方が感動できた気がします。しかし、ストレートに描いていたらここまで人気は出なかったとも思いますけどね。

この作品はネタバレすると面白さが半減してしまうと思うので、これから読んでみようと思っている方は前知識無しで読むことをお勧めします。
周りの評価が高すぎるため、過度の期待をして読むとがっかりしてしまうかもしれませんが、作者のデビュー作と思うと、今後の活躍が期待できるので一度呼んでみてはいかがでしょうか。

                       以下ネタバレありで書きます。
[ 2013/03/21 18:00 ] 漫画 式の前日 | TB(0) | CM(2)

『天地明察』

天地明察

今回紹介する作品は『天地明察』です。
冲方 丁さん原作の同名小説を、2012年に日本で制作された作品です。

概要:将軍に囲碁を教える名家の息子として生まれたものの、出世も富にも興味がないまっすぐで不器用な男、安井算哲(岡田准一)。星の観測と算術の設問を解いている時が一番幸せで、自分の好きなことに熱中しているときは周りがみえなくなってしまう。仕事である囲碁に疑問を感じ、いつも真剣勝負の場に身を置いていたいと願う熱い思いを心にひめていた。将軍・徳川家綱の後見人である会津藩主・保科正之(松本幸四郎)は、そんな算哲を見込み、800年にわたって使われていた暦の誤りを正し、新しい暦を作る大計画のリーダーに抜擢する。これには、大きな難関がふたつ待ち受けていた。ひとつは、日本全国で緻密な天文観測を実施すること。ふたつめは、古来の暦を重んじている朝廷に新しい暦を認めさせること。数々の挫折にも負けず、持ち前の誠実さとひたむきさで果敢に立ち向かっていく算哲。頼 もしい師や友人、そして愛する人に支えられ、決してあきらめない男・算哲と皆の夢をかけた、果しなき挑戦がはじまる―。

コミカルで爽快に物語が始まり、前半は見ていて気持ちいいものでした。個人的にはその感じで全編通して進めて欲しかったのですが、中盤以降はコミカルさが失われ、妨害や失敗、挫折を乗り越えての成功がえがかれてます。上映時間が141分ということもあり、中盤以降は少々退屈に感じられました。

作品中で20年位年月が経つのですが、役者の姿も余り変わらず、長い時間が経っている感じがなく、長い年月苦労して、暦を作ることに成功したように感じられなかったことが残念でした。

派手なアクションなどは少なく、途中退屈に感じたと書きましたが、味のある役者が多く独特の雰囲気をかもし出していて、映像もとても丁寧に作られている、邦画としてはかなり面白い部類の作品だと思います。歴史が好きな方や面白い邦画を探している方は是非見ていただきたい作品です。
[ 2013/03/20 18:00 ] 映画 天地明察 | TB(0) | CM(0)

2013年冬アニメ 完結感想①

『生徒会の一存 Lv.2』
1期の時に、幼馴染と妹の事をかなりシリアスに語っていたと思うのですが、いざ2期で登場すると昔の禍根の様なものは殆ど感じられず、とてもあっさり描かれていて、1期のシリアスさが台無しでした。
この作品ちょくちょくシリアスなシーンが登場しますが、どれも中途半端なものばかりで、作品の雰囲気を壊すだけだったように感じます。
個人的には最初から最後まで、変にシリアスな設定をいれずギャグで通してもらいたかったものです。


『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』
最初から最後まで主人公無双で話が全く盛り上がりませんでした。それなりに魅力的な登場人物がいるにもかかわらず、どんな困難も主人公さえいれば解決できるように感じられ、他の仲間がおまけでしかなかったのが残念です。
本来なら主人公の足りないところを、仲間たちが補うのが王道だと思うのですが、この作品では主人公が一番強く、一番賢く、リスクを背負うことが好きで自分勝手なところはあるが仲間思いという、完璧人間ぶり・・・。
敵とのゲームでも相手が主人公の力に驚くばかりで、ピンチというピンチにも陥らない。ここまで主人公無双にしては物語が盛り上がるわけがありません。
素材としては面白い作品だと思うのですが、主人公がすべてをぶち壊していました。


[ 2013/03/19 18:00 ] アニメ 放送アニメ感想 | TB(0) | CM(0)

『フライ・オブ・ザ・デッド』

フライ・オブ・ザ・デッド

今回紹介する作品は『フライ・オブ・ザ・デッド』です。
2010年にアメリカで製作された映画で、「アフター・ダーク・オリジナルズ」シリーズ第2弾となります。

概要:ロードトリップを満喫していた6人の男女が空飛ぶ人食いクリーチャーに遭遇し対峙するサバイバル・アクションホラー。都会に憧れ、田舎町を出ることを決めたアンバー。彼女は5人の友人とともにシカゴへ向かうが、その途中で車が故障してしまう。途方に暮れるアンバー達の前に停車する1台のトラック。シカゴへ向かうという運転手に頼み込み、アンバー達は荷台に乗り込むが…。 (「Oricon」データベースより)

概要で空飛ぶ人食いクリーチャーと書かれたいますが、『30デイズ・ナイト』のような外見がゾンビの様に汚らしい血を吸う生物です。イメージとしてはヴァンパイアなのですが、血を吸って仲間を増やすのではなく普通に子供を産みますし、不老不死でもないです。

余り良い点は思いつかないのですが、始めはちゃらちゃらした今時の軽い感じの友人付き合いにしかみえなかった6人が、仲間を見殺しにして自分だけ助かろうとしたり、自分勝手な行動をしたりしなかったのは、目新しく評価できました。ただし、結構あっさり仲間は死んでしまうので、仲間割れする時間が無かっただけかもしれませんけど。特に主人公の事が好きだった「エリック」は死すら描かれず、後ででてくるのかとも思ったのに、そのままあっさり退場してしまったのは予想外でした。

この手のB級ホラーにつじつまとか整合性を求めるのは間違っているとは思うのですが、主人公たちが携帯をかけると圏外なのに、クリーチャー側が主人公の友人の携帯から主人公の携帯に電話して、その着信音で位置を特定するのは余りに適当すぎると思います。


私はこの作品初見のはずなのですが、最後まで見たことあるようなシーンの連続で、いまいち楽しめませんでした。しかし、ストーリーに多少の目新しさもあり、及第点はいってると思うので、期待しなければそれなりに楽しめると思います。

『6000-ロクセン』

6000-ロクセン

今回紹介する作品は『6000-ロクセン』です。
小池 ノクトさん原作、月刊コミックバーズに連載されていた作品で、幻冬舎より全4巻コミックが出版されています。

概要:フィリピン海某所に建造された「居住型深海施設・コフディース」。この深海6000メートルの巨大施設は、ある"事故"により封鎖され、日本と中国の領海問題も絡んで長らく放置されていた。しかし201×年、ついに3年ぶりに再稼働のための調査が始まる。門倉健吾は、成り行きから再稼働のための調査員として深海6000メートルへ向かう事になるが、頼りにしていた先輩・壇崎が大怪我を負い海上に運びだされ......。

作品ジャンルは深海サバイバルホラーらしいのですが、サバイバル要素は余り感じられませんでした。深海パニックホラーの方が合っていると思います。
逃げ場の無い深海の施設で起こる事件・・・。使い古された設定ではありますがそれ故に王道なホラーが創れそうな気がするのですが、ストーリーもいまいち、キャラに魅力を感じませんでした。

まずストーリーですが、圧倒的に説明不足に感じました。もう少し細かく描写しないとキャラの行動理由が分からないし、原因不明にしても怪奇現象の理由もハッキリしません。作中2つの怪異がぶつかり合うのですが、私にはいまいちどちらの怪異の結果の死か分からないヶ所があり、すっきりしませんでした。

キャラもMOB含め結構登場するのですが、主人公一人を見ても技術畑の出身という設定がありながら一度もその技術を披露するシーンがないわ、性格が猪突猛進タイプで最初から最後まで成長する事もなく運だけで生き残るという雑さで、他の登場人物も、人生観やバックボーンが掘り下げられる回想等は殆どなく、行動原理や考え方の軸がどこにあるのか分からず、全く感情移入できませんでした。

一番面白いのは何が起こっているのか分からない1巻で、謎が解かれて徐々に面白くなくなり、最後は「ああB級ホラーってこの終わり方多いですよね」って感じでした。
一応雰囲気はある作品で、全4巻と巻数も少ないのでホラー好きな人は読んでみてもいいと思います。
[ 2013/03/17 20:19 ] 漫画 6000-ロクセン | TB(0) | CM(0)

『漂流ネットカフェ』

漂流ネットカフェ

今回紹介する作品は『漂流ネットカフェ』です。
押見修造さん原作、漫画アクションに2008年18号より2011年8号まで連載された作品で、双葉社より全7巻が出版されています。

概要:妊娠中の妻・ゆきえと、些細なことからケンカしたサラリーマンの耕一。仕事帰りに豪雨に見舞われ、偶然立ち寄ったネットカフェで中学時代の初恋の人・果穂と再会する。しかしその直後に停電が起き、その場に居合わせた人々とともに、ネットカフェは異次元に飛ばされてしまう。

最初のうちは「漂流教室」の大人版という感じで始まりますが、こちらはネットカフェの中での人間模様が中心で、サバイバル要素や外敵による脅威などは殆どありません。基本的には一緒に異次元に飛ばされた仲間内での争いが中心で、暴力シーンや性的暴行シーンが多く、元の世界に戻るための謎解き等は余り描かれません。
その為「漂流教室」の様なものを求めて読んだ人は、気分を悪くしたり、がっかりしてしまったりすると思うので注意が必要です。

個人的には、訳の分からないところに飛ばされ、救助の見込みのない状況に絶望し、精神のタガがはずれてしまい狂気に走ってしまう様はリアルに感じられ、作品として面白くまとめられていると感じました。しかし、余りに性的描写や暴力シーンが多いので、人には薦められない作品であるとは思います。
ラストは主人公の成長もみられ、綺麗にまとめられていて、最終的な印象としては悪くないと思うので途中でやめた方も最終話だけでも見てみてはいかがでしょうか。
[ 2013/03/16 18:00 ] 漫画 漂流ネットカフェ | TB(0) | CM(0)

『モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦』

モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦

今回紹介する作品は『モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦』です。
2011年にカナダで制作された作品です。

概要:世界中から集まったモンスターたちが“世界最強”の座を賭けて戦うホラーコメディ。かつて人々を恐怖に陥れた伝説のモンスターたちが集結。狼男、ミイラ男、ヴァンパイアなどが前代未聞のデスマッチを繰り広げる格闘ビッグイベントが開催される。

第1試合を見て、こんな感じの試合を何回も見せられるのは厳しいなと思っていたのですが・・・。
この試合が一番面白かったです・・・。
第1試合をみて面白くなかった人は、試合早送りで問題ないストーリーです。
見所をどうにか搾り出せば、試合前のモンスターの紹介映像は試合そのものよりお金かけてるようで、決して良くはありませんがそれなりの出来だったと思います。
もっとモンスターの個性を活かした攻撃や必殺技があれば楽しめたと思うのですが、基本モンスター同士がプロレスっぽい事をするだけなので、プロレスに全く興味の無い私には退屈でした。

他の人のレビューを見てみると、アメリカのプロレスが好きな人は楽しめるような小ネタが所々に散りばめられているようです。B級ホラー好きで、尚且つプロレス好きな方だったら楽しめるのではないでしょうか。

『インブレッド』

インブレッド

今回紹介する作品は『インブレッド』です。
2011年にイギリスで制作された作品です。

概要:イギリス映画界が放つ激ヤバな超問題作が日本上陸!
手が足が首がブッ千切れ、顔面が押し潰され、眼球が飛び出し、大量のハラワタが噴出する空前絶後のスプラッター絵巻と、小動物を焼き殺し、フリークスが舞い踊り、狂気のコスプレショーが展開する言語道断の暴力世界がまさかの合体!あらゆる不道徳、品性下劣な行為を詰め込み、遂に底が抜けた地獄の闇鍋映画?それが『インブレッド』だ。

個人的にはハズレでした。
最初の殺人が起こるまでに45分、町の様子や住民の異常さを伝えるにしても、あまりに長く退屈でした。
その後の殺人ショーも、余りにチープで残忍さも感じられず、斬新さもありませんでした。殺人ショーというならもう少し魅了させて欲しかったです。

ちょっと気になったのが、最初の殺人の時に全員返り血を浴びたはずなのに、監禁場所に移された時には顔どころか服まで綺麗になってるのには、悪い意味で驚かされました。
その他にも監禁場所から逃げ出すときに、宿に携帯電話を取りにいくと言っていたのに、いざ現場に着くと携帯無視で車で逃げ出す。そのくせ車をおとりにして再び宿に携帯と地図を取りに戻る。

登場人物に魅力が無く、ストーリーに恐怖も感じない、スプラッター描写もチープ、ブラックコメディ的な要素もあるが全く面白くない。
私は良い所を挙げることが出来ないのですが、他の人の評価や感想を見てみるとそれ程悪くない・・・。
個人的にはお勧めしないのですが、私の感性に合わなかっただけで、そこそこの作品なのかもしれません。
見た方がいたら個人的に感想を聞いてみたい作品になりました。
[ 2013/03/14 18:00 ] 映画 インブレッド | TB(0) | CM(0)

『7SEEDS』 24巻 感想

7SEEDS 24

今回は2013年3月8日に出版された、『7SEEDS』24巻の感想です。

概要:人類滅亡後の未来で、過酷なサバイバルを続ける若者たち。離合集散を繰り返し、3グループ・総勢30人となった彼らは、それぞれの思惑が重なり、佐渡近辺に集結しつつあった。だが、謎の島に着いた14人に異変が起きて・・・!?

ストーリー的には大きな展開はなく、次のエピソードと仲間が全員集結するための準備巻といったところでしょうか。
花と嵐が、お互いに昔のまま変わらずに頑張っていることを知り、生存と再会を信じ旅を続ける。主人公とヒロインがお互い信じ合って、苦難に立ち向かっていくって話は王道ですがそれ故に感動できます。

私は、花と嵐が再会して、くるみが無事出産、赤ん坊をみつめながら花が亡き両親に「私たちはこの世界で精一杯生きていきます」と誓って終わり、なんて最終回を妄想しているんですが、ちょっとひねりがなさすぎですかね?
早く2人に再会して欲しいと思う反面、長く話を続けてもらうために、もう少し再会を後にまわして欲しくもあります。まぁ2人が再会したら話が終わるって言うのは、私の勝手な妄想なので再会後も普通に続くのかもしれませんけどね。

いよいよ、すべてのメンバーが集まりそうな雰囲気が出てきて、次巻以降の展開が本当に楽しみです。


[ 2013/03/13 18:00 ] 漫画 7SEEDS | TB(0) | CM(0)

『よつばと! 』 12巻 感想

よつばと! 12

今回は2013年3月9日に出版された、『今回は2013年3月8日に出版された、『よつばと!』12巻の感想です。

やっぱりいつ読んでもこの作品には癒されますね。実際によつばの様な子供がいたら、私なんか癒されるどころか怒ってばかりでストレス溜まりそうですが・・・。

12巻に収録されている話で、何話か感想を書かせてもらうと、

第77話「よつばととらこ」:よつばと虎子の話ですが、まるまる1話2人だけの話は初めてではないでしょうか。よつばにどの様に接すればいいのか分からず、戸惑っている感じの虎子が初々しくてとても良かったです。
虎子がジェラルミンをいじっているところを、よつばが写真に撮っている場面があり、その写真がカバー裏に書かれているのですが、その写真が凄く怖かったです。私は本編を読む前にカバー裏見たんですが、ジェラルミンに包帯が巻かれていることも相俟って、病んでいる女性がぬいぐるみを股から裂こうとしてるようにしか見えませんでした。本編読むと何でもないシーンなんですけど、あの衝撃は暫く忘れられそうにありません。

第80話「よつばとハロウィン」:よつばが初めてハロウィンを体験する話です。勿論カボチャの着ぐるみのよつばは可愛かったのですが、風香の適当な幽霊コスが最高でした。ストーリー的には、よつばの「おかしか!いたずらか!えらべ!!」の問いに、みうら母が「じゃ いたずらしていいよ」と返し、よつばが靴を裏返した後に「よつばはおかしのほうがいい」といわれた時のみうら母の顔がツボにはまりました。

第81・82話「よつばとキャンプ」:よつばとやんだの絡み好きなので堪能させてもらいました。後はよつばがカレーに入れた隠し味が何だったのか凄く気になりました。

第82話の最後のページが、何だが最終回のセリフみたいに感じられて、目茶苦茶焦りました。次のページの「つづく」の文字を見つけるまで気が気でなかったです。こういう誰も傷つけないやさしい作品には末永く続いて欲しいものです。
[ 2013/03/12 18:00 ] 漫画 よつばと! | TB(0) | CM(0)

『ダーケストアワー 消滅』

ダーケストアワー 消滅

今回紹介する作品は『ダーケストアワー 消滅』です。
2011年にアメリカで制作された作品です。

概要:モスクワを舞台に、姿なきエイリアンの襲来で人類滅亡の危機に直面した5人の若者たちが繰り広げる決死の戦いをエミール・ハーシュの主演で描くSFアクション。監督はこれが長編2作目のクリス・ゴラック。自作のソフトウェアを売り込むべくモスクワにやって来た若き企業家ショーンとベン。2人がナイトクラブで楽しんでいたとき、突然の停電に見舞われる。やがて彼らは、空から降り注ぐ謎の光が、触れた人々を次々と跡形もなく消し去る光景を目撃する。その現象は世界中で同時多発的に発生していた。姿の見えないエイリアンが、地球への侵略を開始したのだ。辛くも逃げ延びたショーンたち5人の若者は、自らの生き残りと人類の存亡を賭けた過酷な戦いに身を投じていく。

冒頭のエイリアンの降下シーンと、エイリアンの襲撃で人が粉々に粉砕されるシーンがかなり良く出来ていたので、期待してみていたのですが、そこだけが突出して良かっただけで他は目新しさも無く凡作以下の作品でした。

電磁シールドに守られているエイリアンは姿が殆どみえず、銃火器による攻撃も一時的に追い払う程度の効果しかありません、しかし電磁砲でシールドを破壊されると、ハンドガンやエイリアンの破片を投げつけただけで倒せるほど弱いです・・・。
ハンドガン数発で倒せるのはまだ許せたのですが、エイリアンの体の一部を投げつけただけで爆発するのは訳が分かりませんでした。

別の惑星に侵略しに来れて、地上の資源を空から竜巻の様に吸い上げる技術があるエイリアンの攻撃手段が、電磁シールドで身を守り、人を捕獲して粉砕するだけしかないとか、センサーに捕捉されていているのに車の後ろに隠れた後、その車の下に潜りこむだけでやり過ごせるとか、シナリオが余りにお粗末過ぎに感じました。

冒頭の10分~20分がクライマックスでした。そこだけはお勧めできるのでSF好きな人はチェックしてみてはいかがでしょうか。

『空が灰色だから』 5巻(完結)感想

空が灰色だから5

今回は2013年3月8日に出版された、『空が灰色だから』5巻(完結)の感想です。

始めに収録されている話で気になったものについての感想です。

表紙にもなっている第55話「さいこうのプレゼント」が私は一番好きでした。かなりいっちゃてるヒロインでしたが、一途で自分の気持ちに正直に生きているので読んでいて応援したくなりますね。虫が湧いてるお守りや、髪の毛が満載のクッキー・・・。プレゼントを貰うたびに減っていく登場人物・・・。絶対にリアルじゃ欲しくないしいたら怖いのに、こんな子に一度でいいから告白されたいと思えてしまうのが不思議です。

続いて一番猟奇的だったのが第56話「お兄ちゃんが」です。主人公の女子高生が5年ぶり位に親戚のお兄ちゃんに会う話なのですが、久しぶりに会うお兄ちゃんは普通じゃありません。最後に普通じゃなくなった理由を読者にも考察出来る様な過去のエピソードが出てくるのですが、個人的には親戚の叔母さんが主人公にいたって普通に接していることから、原因は他にあるか、あのお兄ちゃん自体が全くの別人だといいなと思っています。

最終話『歩み』作者がなぜこれを最終話にしたのか考え、内容には触れませんが個人的にはこの終わり方かよ!ってなりました。この作者らしい終わり方で、この様な終わらせ方が出来る人だから人気がでたのだと思いますが、それでもあのラストは残念でなりません。

最終巻は全体的に"心がざわつく"読んでいると落ち込むような話が多かったのですが、それでも最後まで楽しませてもらいました。阿部共実先生の独特な世界観のファンになってしまったので、次回作にも期待したいと思います。
[ 2013/03/10 18:00 ] 漫画 空が灰色だから | TB(0) | CM(0)

『亜人』

亜人 1

今回は2013年3月7日に出版された『亜人』1巻の感想です。
桜井 画門さん原作、三浦 追儺さん作画、good!アフタヌーン連載中の作品です。

概要:「亜人」と呼ばれるその生物は「死なない」。高校生・永井圭はある日、交通事故で死ぬが、その直後に生き返った。それは、彼が亜人であり、人間ではないことを意味する。圭をとりまく環境は一変した。彼は人間たちから逃げ惑うことになる。友人のカイは、怯える圭を助けるために駆けつけ、ふたりで人里を離れて山の中に逃げ込んだ。そんな彼に人間と敵対する亜人たちが接触してきた。――彼は何と戦い、誰と生きればいいんだろう?

私はこの作品について全く知らなかったのですが、本屋の平積みでみつけついジャケ買いしてしましました。
話自体は面白くこれからの展開しだいでは、人気が出そうなのですが、個人的には主人公の悲壮感や葛藤が感じられず物語として浅く感じました。

まず自分が亜人と自覚して直ぐに身の危険を察し森の中に逃げたり、ひと段落した時携帯の電源が切れていることに気づいて、その事のメリットやその後の連絡相手について冷静に判断していたり、亜人になってから24時間程度しか経っていないのに自分の身に起こった事を受け入れ、今後どの様に生きていこうか冷静に判断し行動する。

主人公が人間だった時には、打算的で気弱な感じだったのに、何のステップも踏まず亜人になっただけで、余りに冷静かつ迅速に決断し行動しているのに違和感がありました。

ただ、主人公の葛藤を全く描かない事により、物語がスピーディーに展開し中だるみすることなく最後まで読むことができました。今後の展開しだいで「寄生獣」の様にアフタヌーンの看板作品になりえる潜在力を感じられるので、少しでも興味があれば今のうちにチェックしてみてはいかがでしょうか。
[ 2013/03/09 18:00 ] 漫画 亜人 | TB(0) | CM(1)

『暴動・オブ・ザ・デッド』

暴動・オブ・ザ・デッド

今回紹介する作品は『暴動・オブ・ザ・デッド』です。
2012年にアイルランドで制作された作品です。

概要:20XX年アイルランド・ダブリン。謎のウィルスが発生しマーフィー家の長男ビリーがゾンビ第1号となった。ビリーを溺愛する両親は自宅で一緒に生活をするが、それが仇となり近所の人々が大量にゾンビ化!ギャングがゾンビ退治に乗り出し、町は日常生活とゾンビの脅威が共存する危険地帯と化していた。そんな中、野心家の映画監督が製作チームを率いてマーフィー家の取材にやって来たことが発端で、町は一触即発の状態になってしまう。ゾンビ対住民、外道どもの運命はいかに!?

一見すると普通のゾンビものと思われるかもしれませんが・・・。悪い意味で普通のゾンビ作品とは違います。
この作品は、ゾンビになってしまった息子を匿っている家族のドキュメンタリー映画を撮影している風景と、ドキュメンタリー映画ないでのインタビューシーンを映像化しています。

最初に言っておくと良い箇所は何一つありませんでした。
まず、今まで見た映画の中で一番といってもいいほど手振れが酷く気持ち悪くなりました。
ゾンビがノロノロとしか動かなかったり、機敏に動き人を襲ったりと統一性がなく、メイクも稚拙でした。
ドキュメンタリー風な為、地味で作品としての山場が全くなく退屈でした。
魅力的な登場人物もいない、グロシーンも殆どない、笑いの要素もない、前にいるゾンビに気を取られ後ろからゾンビに噛まれるというワンパターンな展開が何度もある等、悪いところならいくらでもあげられます。

ここまで何の魅力も感じなかったゾンビ作品に出会ったのは本当に久しぶりでした。
無料でも暇でも見る価値はないと思いますが、自分だけこの苦痛を味わうのは癪なので見ても良いと思います。
万一面白いと思う方がいたら、どのようにみれば楽しめるのか教えて頂けると嬉しいです。

『COPPELION』 17巻感想

COPPELION 17

今回は2013年3月6日に出版された、『COPPELION』17巻の感想です。

概要:時は西暦2036年。三教授に拘束され人質となった小津詩音を救出するべく、たった1人で政府の飛行船に乗り込んだ深作葵──。圧倒的に不利な状況下で、決死のミッションが幕を開ける!!

17巻目にして物凄く後付臭い設定が出てきてビックリさせられました。シェルター内に巨大人型ロボットの部品が隠されていて、シャルター内の人が昔ロボットを操縦して作業していたとか・・・。
ロボットを組み立てたり、操縦する技術があったのに、今まで災害の時に逃げ遅れた一般人のふりして、問題をすべて女子高生にしか見えない子達に押し付けていたのかと思うと、何だか笑えてきます。
次の巻への引きが核戦争勃発か!とか、超能力バトルの後は超能力VS無人戦闘機、もしくはロボット大戦が始まるのかと思うと「なんだかなぁ~」という気分にさせられます。

もう完全に私が好きだった「COPPELION」は終わってしまったようですが、今の感じだと後数巻で終わりそうなので、もう少しの間生暖かい目で見守っていきたいと思います。
[ 2013/03/07 18:00 ] 漫画 COPPELION | TB(0) | CM(0)

『カジノ・ゾンビ BET OR DEAD』

カジノ・ゾンビ BET OR DEAD

今回紹介する作品は『カジノ・ゾンビ BET OR DEAD』です。
2011年にアメリカで制作された作品になります。

概要:ネバダ州リノのカジノで働くディーラーのトム(グラント・バウラー)は、従業員のトーリー(エヴァレナ・マリー)と倉庫でいちゃついていた。突然大きな振動を感じた彼らが店内に戻ると、そこはまるで廃虚のような状態だった。どうにかして警備室にたどり着いた二人が目にしたのは、ゾンビと化した人々が街で暴れ回る防犯カメラの映像で……。

かなり多くの設定が出てきたのですが、あまりいかされていなかったのが残念でした。
この作品のゾンビは食事・睡眠・排泄をし、人以外の肉(犬や加工肉)も食べ、共食いもします。寝るゾンビや家畜を食べるゾンビ、共食いするゾンビが出てくる作品は知っていますが、実際に排泄シーンはありませんでしたが、排泄する設定のゾンビは初めてでした。
ゾンビの種類は最初ノロノロだけでしたが、後半にノロノロより攻撃的で走るゾンビが砂漠からやってきて、ノロノロゾンビを襲うなど新しい試みがあり楽しめました。

全体的にみれば十分及第点以上の作品でしたが、口論しながらもいいコンビにみえたトムとトーリーが・・・。
ラストだけが納得できませんでしたが、最後まで十分楽しめる構成になっていると思います。余り成功していませんが在り来たりにならないように努力している姿勢が感じられるので、ゾンビ作品を好きな方は見てみてはいかがでしょうか。

『小説・夏目友人帳』

小説・夏目友人帳

今回紹介する作品は『小説・夏目友人帳』です。
緑川ゆきさん原作の「夏目友人帳」をアニメ『夏目友人帳 参・肆』のシリーズ構成の脚本家の村井さだゆきさんが、完全オリジナルストーリーで書かれています。
白泉社より2013年1月4日に出版されていて、『ランプ堂奇譚』、『妖の音』、『妖の夢路』の3編が収録されています。

始めに全体的な感想を言ってしまうと、個人的には原作以上に好きなアニメシリーズのシリーズ構成をされていた方だけあって、原作の雰囲気を壊す事無く、感動でき余韻を楽しめる素晴らしい小説になっていると思います。
話は素晴らしいかったのですが、私の想像力が乏しい為か、文章で読むとキャラが原作ではしない反応や、表情を見せているのではないかと思う様なシーンがあり、違和感を感じました。
話は良いのに文章力が若干追いついていない様に感じたのが残念でした。

表紙のイメージイラストになっている『ランプ堂奇譚』ですが、妖ものが見える人の視点と、見えない人の視点と、2度同じシーンを書いているのですが、くどく感じテンポが悪くなっているように感じました。
この話は「天井のランプシェードが店内を幻想的な虹色に染めていた。」とか「小妖怪たちがランプシェードの角度を調整して、基盤の上に光を当てていたのだ。緑と赤と青、光の三原色を当てると・・・」等、光が重要なファクターとして書かれているので、小説や、漫画ではなく、是非アニメで放送して欲しいものです。

『妖の音』と『妖の夢路』は短編集なのですが、夏目友人帳らしい心温まる話なので、漫画でも描いて頂きたいです。

作者が原作作品を大切にしていることが伝わり、原作の雰囲気を壊さないできの良いオリジナルストーリーに仕上がっているので、原作ファンの方もアニメファンの方も安心して読める作品なので、小説でしか読めないストーリーを是非体験していただきたいと思います。
[ 2013/03/05 18:20 ] 小説 小説・夏目友人帳 | TB(0) | CM(0)

『Z108地区~ゾンビ包囲網~』

Z108地区~ゾンビ包囲網~

今回紹介する作品は『Z108地区~ゾンビ包囲網~』です。
2012年に台湾で制作された作品です。

概要:製薬工場で大事故が発生し、謎のゾンビ・ウィルスが散布された<108地区>。瞬く間に凶暴なゾンビの群れに包囲され、避難勧告が発令されたこの危険区域に、逃げ遅れた非感染者を救出するため、精鋭SWAT部隊が潜入。だが、治外法権地域では、横暴のかぎりを尽くすマフィア一味が待ち受け、美しき若妻が猟奇犯罪者に誘拐・監禁されていた。次々と仲間や友人がゾンビと化し、窮地に追い込まれた彼らは、無事に脱出できるのか?

冒頭部分の母親がはぐれてしまった子供を捜すシーンで、最初は道端で叫んでもゾンビ一匹出てこず、アウトレット内を結構探索した後で、最初のゾンビを見つけてからの大量のゾンビ登場には突っ込みを入れたくなりましたが、そんなところで突っ込んでいてはこの作品最後までみれません。

母親が子供を見つけ、猟奇殺人者の車に逃げ込んだ後で、「108時間前」にシーンが遡るのですが、時間軸的には親子が監禁された時間まで戻ってないはずなのに、「何日も監禁しているのに美しい肌だ」的台詞が出てくる適当な時間設定。

ゾンビに噛まれたマフィアのボスが、なぜかゾンビではなくクリーチャーに変身する。この作品ではゾンビ同士の捕食はないので、このボスが最終的にゾンビに襲われている事からゾンビとは別の何かになったのは間違いないはずです。

私が一番気になったのは、基本ノロノロゾンビで、噛まれた人間は時間がたつと一瞬意識を失い即ゾンビ化していたのが、最後の方でSWAT隊員がゾンビになる際は、物凄いすばやさで仲間を襲い、自分を抑えられない的な台詞をはなすところでしょうか。

突っ込みどころは他にも山ほどあり、とても及第点にとどかない作品なのですが、映像的には比較的真面目に制作されているので、作品紹介等でゾンビのメイクや、シーン一つ一つをみるとそれなりにいい作品に思えるので注意が必要です。
個人的には時間つぶしにしかならないC級ゾンビ映画でした。

『死にぞこないの青』 漫画版

死にぞこないの青

今回紹介する作品は『死にぞこないの青』です。
乙一さんの原作小説を、山本小鉄子がコミック化したもので、表紙タイトル以外に同じく乙一さんの小説「暗いところで待ち合わせ」「しあわせは子猫のかたち」の3作を収録してあります。

概要:
『死にぞこないの青』:飼育係になりたいがために嘘をついてしまったマサオは、大好きだった羽田先生から嫌われてしまう。先生は、他の誰かが宿題を忘れてきたり授業中騒いでいても、全部マサオのせいにするようになった。クラスメイトまでもがマサオいじめに興じるある日、彼の前に「死にぞこない」の男の子が現れた。

『暗いところで待ち合わせ』:視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。職場の人間関係に悩むアキヒロ。駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。犯人として追われるアキヒロは、ミチルの家へ逃げ込み、居間の隅にうずくまる。他人の気配に怯えるミチルは、身を守るため、知らない振りをしようと決める。奇妙な同棲生活が始まった。

『しあわせは子猫のかたち』:人と付き合うのが苦手な主人公はあえて家から遠い大学を選び一人暮らしをはじめる。伯父から紹介された家で一人暮らしをはじめたがそこは、前に主人が強盗に殺されたいわく付きの家だった。

最初に言っておくと、この作品は原作小説を読んでいない人には余りお勧めしません。なぜなら、小説2冊分と短編集1本をコミック一冊にまとめている為、これ単体では話の本筋や乙一さんの小説の面白さが正確に伝わらないためです。
しかしながら、個人的に絵柄は作品に合っていると思うし、大まかなストーリーに変更はないので、小説を読んだ後に絵として物語を追ったり、ちょっとストーリーを振り返りたい時などには丁度いいと思います。

3本ともほろ苦いくも比較的読後感がいい作品なので、先ほどは小説を読んでいない人にお勧めしないといいましたが、普段余り小説を読まず乙一作品に一度も触れたことがない人の小説を読むきっかけにはいい作品だと思います。まずこの作品を読んで面白いと思った方は、是非小説の方も読んでいただきたいと思います。コミックより更に小説の方が面白く、感動できると思います。
乙一さんの小説は読みやすいものが多いので、普段読みなれていない方もそれ程苦労することなく読み進められると思うので一度読んでみては如何でしょうか。
[ 2013/03/03 18:00 ] 漫画 死にぞこないの青 | TB(0) | CM(2)

『アイアムアヒーロー』 11巻感想

アイアムアヒーロー 11

今回は2013年2月28日に出版された、『アイアムアヒーロー』11巻の感想です。

今までの主人公「鈴木英雄」がこの巻では登場しません。さしずめ第2部「来栖」が始まったということでしょうか。物語は元引き篭もりの「江崎崇」の視点で進んでいきます。

今回は新たな発見があり、大きく話が進展しました。来栖の仲間には感染者の生態について観察している人がいて、その人の考察によると、「感染者は個人の意思はないが、全体としては意思があり南に向かっている。」、「感染者は心音・呼吸・脈はないが、乳首や女性器等皮膚感覚はあり、生理や生殖機能はいきてるらしい」などの新情報が出てきました。

これはかなり斬新だと思います。私の知る限り知能がありしゃべったりするゾンビ(「バタリアン」や最近だと「ZOMBEHEADS ゾンビヘッズ~死にぞこないの青い春~」)以外で、理性がなくなりただ彷徨って人を襲うようなタイプでは、ゾンビに食欲以外に全体としての意思があると言う設定は初めて出会いました。
また、妊婦がゾンビになった後、ゾンビの子供を生む作品は「ドーン・オブ・ザ・デッド」でみたことがるのですが、人対ゾンビ、もしくはゾンビ同士で子供ができる設定も私は初めてだったので、これからの展開が楽しみです。(ちょっと調べたところ「ブレインデッド」ではゾンビ同士での子供が、「悪魔のゾンビ天国」ではゾンビにレイプされた女性の出産シーンがあるそうです。「ブレインデッド」の方は「ブレイン・デッド 死霊の晩餐」タイトルが似た作品があるのでご注意ください。)

後ちょっと楽しめたのが、1巻で登場した、売れっ子漫画家の「中田」さんが声だけですが再登場したことです。
新しい登場人物がでてきたり、新発見があったりで次の巻の発売が本当に楽しみです。



プロフィール

赤坂

Author:赤坂
好きな作品、見た作品についてジャンルにこだわらず語るブログです。

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